そんなワケで、群馬の榛名山に登ってきました!
例によって、安達太良山に行くつもりで休みをとってたんですが、
直前まで天候が思わしくなくてですね…
仕方なく代替え案として以前から計画していた榛名から伊香保に行く旅を結構。
というか直前になって安達太良山の天気好転してるのなんなんですかねえ!
あとは10月の紅葉の時期にチャンスを伺うことになるけど…寒くなってくると、本格的な寝袋いるしなあ。
くろがね小屋は寝具ないので寝袋持参なのよね。円安ですげえ値上がりするみたいなんだけど、
この先使い道があるかわからないし、二の足踏んでる山道具ではあるのよね。
とりあえず大宮から高崎まで新幹線でサクっと移動。
在来線でも良かったんですが、バスの乗り継ぎの時間の関係でこの選択に。
もうちょい早い時間に出る選択肢もあったんですが、理由は後述。
いつもシウマイ弁当ですが今回は気分を変えて炒飯弁当。ご飯パサパサで喉につまりそうでヤバかった(笑
高崎からバスで榛名湖へ向かうワケですが、色んな路線があってバスターミナルがわかりずれえ!
駅員に尋ねても、やっぱそこまで把握してないようで焦ったんですが、発車時刻にギリギリ間に合ってセーフ!
2番乗り場が正解。一番最後に書いてあって見落とすとこだった。
バスて終点の榛名湖まで1時間ちょい。
結構人が乗ってたんですが、終点まで乗ってたのは俺一人でした。
榛名神社で降りた外人の兄ちゃんは、伊香保でも見かけましたが。
バスを降りてすぐ正面に榛名富士が見えます。
榛名山は榛名湖を囲む山の総称で榛名山って山自体はないんですな。
シンボル的なのは榛名富士だけど、標高が一番高いのは、山頂あたりが岩場になってる掃部ヶ岳(かもんがたけ)でここも登山道があって登れます。
ただ今回は時間が足りないのでパス、眺めは結構いいそうなんですけどね。
バス停から榛名富士の登山口は湖を挟んだちょうど反対側あたりなので、湖沿いに歩道を歩いて、
ぐるっと回り込みます。遠くに見えますけど20分もかからずにロープウェイへ誘導する看板が見えてきます。
登山口の近くにはトイレがないので、途中にある公衆トイレで用を済ましておくといいですな。
登山口を目指して歩いていると向こうから場所がトテトテやってきたんですが、
馬がでけぇ!!なんでもばんえい競馬のどさんこが馬車を引いてるんだそうで。
スピードはゆっくりですが、トテトテあるく音が可愛くてなんとも風情がある乗り物だなあと。
登山口の手前に駐車場があるんですが…馬が駐車されとる…軽車両だもんね。
特に繋いでないのに大人しく待機してて可愛い…
このお馬さん、乗馬体験用の馬で、なんと乗れます。
15分から20分くらいで2000円という価格設定なんですが、凄いお手軽に乗れる。
お金払えばすぐ乗れる勢い、実は、これが目当てで到着時刻を10時過ぎに設定したワケです。
もっと早い時間から乗れるかもしれないけど、営業時間がよくわからなくて、10時ならいるだろうと。
お金払うとおじいさんが腕力であぶみまで体を持ち上げてくれるので初めてでもスッと乗れます。
馬も非常に大人しく心得てるので指示されるまでじっとしてます。凄い。
駐車場出て近くの林を抜けて戻ってくるコースをゆっくり回って20分くらいかな。
手綱の操作の仕方とかを教わりながら一周して、終わりなんですが、なかなか貴重な体験でした。
もし、榛名湖に行くことがあったらオススメです。子供から大人まで誰でも乗れます。
榛名湖周辺はスポーツ合宿が盛んみたいでトレーニング中の学生にめっちゃ見られて少し恥ずかしかったですが!(笑
馬は2頭のうちの一頭は元競走馬なんだそうですが、大人しくて暴れたりすることはないそうで。
1回だけ、アンパンマンのきぐるみがなんかのイベントで来て、向こうから歩いてくると凄い怯えたことはあったとか。
乗馬体験の後はすぐ向こうの林から榛名富士へ。
ロープウェイがあってそっちがメインの山なので、登山道の方は、
あまり手入れされてなくて結構荒れてる感じ、とっかかからして道えぐれてこんな感じ。
まあ、登場まで50分もかからない道なのでサクっと登ってしまおうと、と思ってたんですが、
中学校の課外授業かなんかと行き違ってしまって、100人くらいの中学生が降りてくるのやり過ごしてたら、
30分以上時間押してしまった…きゃーきゃー言いながら転んだりしてるの眺めてるのは楽しかったですが。
頂上へつくもあまり展望はないので神社にお参りした後は、
ロープウェイを使用して少しでも時間を取り戻しておくことに。まだ先が長いので。
ロープウェイで降りた先にもお馬さんが。
こちらも乗馬体験させてくれるようで。次の目的地まで馬で行けないかなとか考えましたが、
流石に荷物背負って乗馬は無理か…というかたぶん敷地からは出ないよね。
ロープウェイ駅の前の道路をまっすぐ歩いていくと「つつじの道」というハイキングコースへ出ます。
この後は、伊香保温泉に向けて歩くので、そのまま車道進んでもいいんですが、
頭文字Dの聖地だけあって飛ばす車やバイクが多いので、ほんの少しだけ道からそれますが、せっかく出しハイキングコースへ。
最初は丁寧に下草が刈られた歩きやすい道でお花が咲く気持ち良い道なんですが、
後半の方は鬱蒼とした雑木林になるので、虫よけ熊よけは必須かも。まあそれほど長い道でもないですが。
再び道路に合流して歩道を進み、伊香保森林公園への分岐へ。
ここから道路を進むと、7.8kmで伊香保温泉につきますが、当然、山道を選択。
森林公園の中でも伊香保温泉へ行く道は2通りあるんですが、山を迂回して森の中を進む道と、
二ツ岳を超えて行く道がありまして、俺は二ツ岳を登る方を選択。
登山口が谷間にあるので、1回かなりぐぐっと下って行くことに。せっかく登ったのにねえ。
下り坂の終点にオンマ谷風穴の脇が登山口。
ここは風穴があって、岩の間から冷たい風が出ていて、前に立つと実際、かなりひんやりした感じがします。
ここにもトイレがあるので、トイレを済まして、今回のメインとも言える二ツ岳へ。
二ツ岳は、群馬テレビのアンテナ施設が山頂にあるんですが、
ほぼ頂上までずっと、大雑把に組まれたような石段が続きます。
榛名富士よりよっぽど道がしっかりしてるんですが、あまり人が立ち入らないせいかのか、
この石段がかなり苔に覆われれて滑るので神経使いますね。
あと登り一辺倒で、休憩ポイントもないので、結構しんどいです。
頂上まで50分たらずなので一気に登りきってしまいましたけど汗びっしょり。雄岳と雌岳の2つのピークがあるんですが、
時間が押してるので、雌岳はスルーして雄岳だけ登頂。
頂上の手前には、群馬テレビのやたら四角い建物があって電源がうなりを上げてますが無人です。
建物の前の細い道を上がると頂上なんですがピンクテープが無いと気づかないくらいわかりづらいです。
頂上には、小さな祠と灯籠が。
標識の脇の岩に登ると展望が開けて榛名湖の山々が見渡せます。
あまり時間を短縮できてないんですが、お腹が減ったのでカップヌードルでエネルギー補給。
今回はコーヒー淹れる道具も持ってきたんですけど、ちゃんと豆挽いて淹れるコーヒー飲むと、
カフェインの力なのか、ダルさが抜けてもう少し頑張ろうという気力が湧いてきますな。
まあ、豆挽いてコーヒー淹れる時間、しっかり休憩することができるって点もいいのかも。
下山は雌岳との分岐まで戻って、伊香保温泉方面へ。
途中まではやはり岩が苔に覆われてるのでストックつかって慎重に降りていき、
岩場を抜けてからは飛ばせるだけ飛ばして先を急ぐことに。
降りきった先は、伊香保森林公園の反対側の入り口付近で、こっちにも風穴があります。
こっちの風穴は、氷室みたいな石を組んだ穴があるんですが、中の温度が3度と、とても冷たい空気が流れ出ていて、
ちょっと中に入って涼もうかなんて思ったんですが、汗まみれの体が急激に冷やされてヤバかったです。
前にいるだけで冷凍庫から出るみたいな白い冷気が流れ出てくるレベルだもんね。自然で凄いわ。
ここまでくればゴールは目前、道路をわたって反対側の林道をひたすら下れば伊香保温泉。
コースタイムは50分ほどですけど、なんてことない砂利道なので一気に飛ばして、
30分ほどの時間短縮に成功。林道の終点で川に行き当たりますが、伊香保の鉄分を多く含んだ水が流れる、茶色くなった川。
川沿いに進むと伊香保温泉に到着!
ヤマノススメにも出てきた、朱塗りの橋のすぐ近くに出ます。
下りで時間をだいぶ短縮できたので、15時半頃に到着。時間に余裕が出来たので宿に行く前にひとっ風呂浴びていくことに。
坂を登って行くと、飲泉場がありますが、アニメでも言ってたように美味しくないです。むしろ健康に良くなさそうな味。
なにやら騒音がすると思ったら源泉の一番近くにあった橋本ホテルが廃業して絶賛解体中でした。
写真の検索すると、最盛期にはステンドグラスで彩られた風光明媚なホテルだったようで。見る影も無いですが。
更に坂を上ると、アニメでも登場した伊香保露天風呂さんが。
源泉に一番近い温泉なので、伊香保にきたらここに入っておかないとね、ということで。
ただまあ、個人的な感想としては、鉄臭くてあまり好きになれる感じのお湯ではなかったかなあ。
すぐ前に源泉の噴出孔があるんですけど、湯量もそれほど多くないように見えるし。
実際、中の温泉に流れ込むお湯も、勢いが乏しいんですよな。まあ効果はあるのかもですが。
温泉を出て坂を下り、伊香保神社を目指すわけですが途中、ふと下を見ると猫の集会場が。
わざわざ廻り道してかまいにいってみたんですが、
生粋の野良猫のようで警戒心が強くて撫でさせてくれず。くそう。
隣の廃墟旅館を根城にしているようで。
伊香保神社は、伊香保の石段を登りきったところにあるんですが、
木々に覆われてるのでそれほど展望はよくないです。
むしろ下から撮ったほうが絵になるかな?
石段降りながら街並みばっかり見てたら、石段の段数の表示を見逃してて、気がついたらこんな数。
石段街の合間から谷川岳など群馬の山々が見えてきます。
一番下まで降りるとバスターミナルですが、ヤマノススメとは逆方向に辿ってきた感じですな。
ここから3分くらい歩くと、今日のお宿、伊藤園ホテルズのとどろきに到着。
ほんとは同じ伊藤園でもグランドホテルの方に泊まりたかったんですが、3日前に思いったので予約がとれず…
むしろ予約がとれるだけありがたいといいますか。
いやそれにしても部屋狭すぎじゃねえ!?
ベッドの脇に洗面台が直結してるとかなかなか見ねえよ!!
これはあれか…噂に聞く、バス乗務員用の部屋とかそういうヤツかな?
たぶん、和室を選択すれば、同じ値段で普通の広さの部屋だったんじゃないかと思う。
ホテルの見取り図的に、シングルで洋室を選ぶと自動的にこの部屋になるっぽいな…
まあ、温泉入ってご飯食って寝るだけなので全然問題ないのですが!
県民割で半額+地域興伸券もらえて、実質タダみたいなもんだし!
そういえばこのホテルにもゲームコーナーがありましたが、
ラインナップが古いにしても限度があるというか…
ストIIはともかくギャプラス!しかもインベーダー筐体!
レバーがギッコギッコいってまともにプレイできないし!ストTTも左方向の挙動が怪しくてガードできない。
というかブロック崩しの稼働筐体とか初めてみた気がするよ…
1台だけピンボールあったけど、フリッパーが弱くて上の方まで玉が飛ばないからロクにプレイできなかったし。
レトロゲームはいいけど、メンテナンスがロクにされてないのは悲しくなってくるねえ。まあ部品も無いからメンテもできんのか。
2日目の日記に続く。
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