奥鬼怒 1日目にから
翌朝は5時半過ぎに起床。
朝風呂はさすがに寒すぎるので内湯で。
前日のうちに朝食をお弁当にしてもらうように頼んでおいて貰ったおにぎり弁当で朝食。
本当は朝ごはんも結構豪華なのでじっくり堪能したかったんですが、そうすると下山が間に合わないので。
荷物をまとめて7時過ぎに出発。鬼怒沼を目指します。
思ったより寒さはなく風も穏やかで良いコンディション。
川沿いに林道を進んでいきますが、こんな奥地なのにだいぶ整備されてる感じ。
旅館に行くための道に橋までかかっててこりゃ金かかってるなと。
少し進むと見えてくるのが加仁湯さん。
こちらはもう外観が完全に立派な旅館。かなり高級なお部屋もあるそうで。
加仁湯の手前の道から山に登る道がありますがこっちへ進むと林を抜けて手白澤温泉へ繋がる道。
今回は方向が違うのでスルー。
更に進むと見えてくるのが一番奥に構える日光澤温泉さん。
宿泊の価格も一番リーズナブルで、旅館よいよりは山小屋に近いスタンス。
実は数年前からここに泊まるつもりでなんどか予約をチャレンジしてるんですけど、毎回断られてしまっててですね。
一人ってのがアカンのかねえ…それとも曜日的に水木あたりが休業なのか。
日光澤温泉の入り口脇から本格的な登山口の入り口につながってます。
ここに温泉神社がありますが、ちょっとした社って感じですな。登山口の安全を祈願しておきましょう。
ここから根名草山へ繋がる分岐が。
かなり距離はありますが、根名草山、金精峠を経て、日光白根山や日光湯元に行くことも。
…めちゃくちゃ距離ありますけどね。あと熊の遭遇報告も多いようで。
川沿い更に進んで橋をわたるといよいよ本格的な山道に入っていきます。
それでもかなり整備されてるので危険箇所はほぼないですが。
ヒナタオソロシの滝の展望台への分岐がありますが、
展望台まで往復で30分以上はかかるそうなので今回は時間がなく断念。
滝の直下まで行くことも可能らしいですがその場合はかなり不明瞭な道を行くことになるようで。
この辺りから道が険しくなってきますけど、しっかり整備されているので、
そんな苦でもないかな。地図だと急坂のエリアは20分となってますが、
実際のところ40分から60分くらいはあるんじゃないだろうか。
アプリだと時間に対して一向に前に進んでない気がしますが、急坂のゾーンを抜けると、
ゆるい登りで一気に距離が稼げる感じですかね。
この登山道側にもヒナタオソロシの滝の展望台があるんですが、
机と椅子があって休憩できるようになっています。
ヒナタオソロシの滝は見えるんですけど、かなり距離があるので小さーく見える程度。
柵が低くて、下は切れ落ちてるので転落しないようご注意を。
急登のゾーンを抜けると木道が現れ始めてゆったりした登りになって一気に距離が稼げます。
鬼怒沼まで往復するとコースタイムが結構長くなってしまうんですけど、道が整ってるので、
足腰に自信あればかなり巻くことは可能ですな。俺も往復で1時間以上短縮できました。
樹林帯を抜けて視界が開けると鬼怒沼に到着。
尾瀬のように湿地帯に木道がかけられていて、ところどころに池塘が。
標高は2000m以上のところにあるので気温もぐっと下がりますが、この日は天気が良くて日差しが暖か。
到着したときは池に氷がはってましたけど、みるみる溶けて景色を移す水鏡に。
尾瀬のような景色ですけど入り口から端っこまで20分くらいの広さ。
誰もいなかったので独り占めの状態でした。
一応、鬼怒山っていう山にも繋がってるんですけど、展望がまったくないとこなのでスルー。
というか尾瀬とも繋がってエリアなので、熊が怖いのであまり奥地には行きたくない(もう十分奥地)
日光白根山も見えますが…道は繋がっててもあそこで歩くのはしんどそうだ。
南端の分岐からは、大清水方面へ繋がる道も。
実は、夏に尾瀬いったときに、大清水からここまで歩いて、日光澤温泉に行くのも考えてたんですが、
うん…無謀だったな。遠い遠すぎる。
遠くに夏に登った燧ヶ岳も見えるんですが…あそこからここまでくるとか正気じゃなかったな俺。
一応、南端からぐるっと回って非難小屋を見て池塘のベンチまで戻ってお昼に。
宿でつくってもらったお弁当。
なんですが、腹が減りすぎてぜんぜん足りない…!
早く下山して宿のカフェで何か頼まねば…閉店する前に!
めっちゃ飛ばして下山、1時間半ほどで日光澤温泉まで戻ることに成功。
せっかくなので、日光澤温泉で温泉を堪能することに。
500円払って温泉へ。人はいるけどこの日は宿泊は営業していなかった模様。
ほかの登山者の話しだと「疲れちゃったので休ませて」と言われたとかなんとか。まあ大変よね。
ただ温泉はかなり良い感じ。湯船2つありますが下の方は硫黄臭濃いめで俺の好み。
ちなみに男湯女湯はわかれてなくて完全混浴。というか脱衣所も1つしかないストロングスタイル。
日光澤温泉にも犬がおりますがめっちゃ人懐っこくてかわいい。
他にも何頭かいるけど、この子以外は留守だったようで。
いきがけに見えていた林道にかかる橋にも行ってみたんですがなかなかの眺め。
谷間が一望できますが、いやほんとよくこんなとこに旅館つくったなあ…
八丁の湯まで戻ってきたのですが日光澤温泉でゆっくりしすぎたので温泉入る時間はなし。
カフェで食事して、送迎バスで女夫渕まで戻って路線バスに乗り換えて鬼怒川へ向かいます。
雲で太陽が隠れると急激に寒くなってきますな。防寒着しっかり持ってきてて良かった。
鬼怒川温泉へ17時過ぎに到着。
日が落ちてきてるので今日の宿のホテルニューさくらへ直行。
伊東園ホテルズの宿なので非常にリーズナブル、助かるー
お部屋はこんな感じ、禁煙の部屋が選択肢になかったので少しタバコ臭いですがまあ許容範囲。
それよよりも部屋の冷蔵庫が2ドアなのがありがたい!アイスや氷を閉まっておける!
で、このホテルを選んだのは実はゲームコーナーにレトロゲームが充実しているという点なんですが。
ちゃんと稼働するラッドモビールやメタルホームがあったりします。
サブマリンとか俺が物心がついたころに触った記憶あるくらいの骨董品ですが、動くのこれ!?
と思ったら動いてるけど、コイン入れてもスタートが反応せずコイン飲みマシンと化してるワナ。
奥にテーブル筐体や汎用筐体がありますけど電源が入っておらず稼働していない状態。
インベーダーや熱血硬派くにおくんなんかが入ってたようで。
メタルホークやってみましたけど酔うって言われるのもなるほどってくらいぐいんぐいん動きますな。
ただ2Dのヘリがマップで上下するのにあわせて動くのであんま臨場感ないというか無駄に動いてる感が凄い。
ピンボールも1台だけあるんですけどすげえ年代物。
BGMとかの演出がなくてチンチン!って感じのベル音のみ!
というか得点板が液晶ですらなくてフリップ式ってすげえな…
妙に状態が良くてしっかり稼働するのが意味不明すぎる…結構メンテされてんのかなあ。
他のゲームがイマイチ興味がそそられないのばっかりだったので一番プレイしたのこれかも(笑
こう何回も伊東園ホテルズにきてると夕食のバイキングにも飽きたし、
人多すぎていつも落ち着かないので今回は朝食のみプランにしたので外で食べることに。
鬼怒川もお店は少ないんですけど日光ほど壊滅的ではないのでいくつか食事できることあります。
最悪、コンビニもありますしな。
幸い、食事も出してるカフェが営業してたのでちゃんとしたご飯にありつけましたが。
ラストオーダー過ぎてましたけど、快く食事出してくれたのでホント助かりました。
ケーキと紅茶も美味しかったので、また鬼怒川くることがあれば利用しようかと。
奥鬼怒 3日目にに続く。
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