■身延・身延山 2023年03月21日から03月22日



 そんなワケで身延山へ登ってきました!
 せっかく調べたんだし今回から登山口までのアクセスについても記録に残しておこうかと。

 07:12 武蔵野線 西国分寺駅
 07:21 中央線 立川駅
 08:45 中央本線 甲府駅
 09:36 身延線 身延駅

 身延山バス09:45→ 09:57

 立川から特急あずさへ乗車。
 甲府に着いたら身延線の特急ふじかわ号へ乗り換え。

  

 祝日だったんですがそれほどの混雑はなくて普通に座れて幸い。
 特急2本乗り継いで現地まで3時間近くかかるので、山梨でもだいぶ奥地だよねえ。

  

 そんなこんでひとまず身延駅に到着。
 事前の天気予報では雨かもしれなかったんですが好転してくれてそこそこの天気。

  

 ゆるキャンの聖地なので駅前のお土産物屋でもゆるキャンのノボリが。
 店内にはりんちゃんのVinoも展示されてる!

  

 ゆるキャンのグッズも山盛りですが出だしでお土産買うわけにもいかないので我慢。
 バスで身延山へ。祝日ということもあってバスも満員。臨時バスも出していたようで。

  

 身延山まで10分くらいで到着。
 坂道を登っていくと三門が見えてきますが、思ってたより立派な門ですわこれ。
 日蓮宗総本山ですもんな。そりゃそうだ。

  

 観光案内所にはゆるキャンのポップが展示されてたり。
 この三門前から久遠寺までの送迎バスなんかも出てるので体の不自由な方でもお参りできるようになってるようで。

  

 まあ山登りにきたわけなので当然徒歩でお参りすることに。
 三門をくぐるとすぐ見えてくるの巨大な石段。
 287段あって登り切れば涅槃に達するそうで。

  

 一段一段の幅が大きいので登るのが結構しんどい!
 実際に登り切ると疲労でぼーっとするので、ある意味涅槃に達した気分になるかもしれない(笑

  

 本殿で登山の無事を祈願してからせっかくなので少し境内を散策。
 ロープウェイが通ってるのが見える身延山が見えますがこの本殿前からだいたい2時間半くらいのコースタイム。

  

 久遠寺は枝垂れ桜の名所なんですが、ちょうど満開で見頃。
 ここまでは簡単にこれるので観光客も多くてカメラ構えている人もたくさん。

  

 ひとしきり鑑賞して登山口のほうへ。
 ロープウェイの乗口の方へ行くと登山口への分岐が。

  

 東廻りと西廻りのコースがあるんですが東廻りのコースを選択。
 頂上まで2時間半とそこそこかかるんですが、ほとんど舗装されてる道がずっと続きます。
 高尾山の1号路をえんえん歩いてるような感じ。

  

 本殿の辺りは観光客でにぎやかでしたけど、登山コースに入ると不思議なくらい人がいなくて静かで良い雰囲気。
 一定の距離ごとに丁目の表示の石碑があるんですが頂上は50丁目だそうで。
 信仰の山だけあって登っていくとお堂や坊に頻繁に行き会います。

  

 坊では休憩できるようになってるので、本来は休憩入れながらゆっくりじっくり登るべきなんでしょうな。
 とはいえまだあるき出したばかりの感覚なので先を急ぐことに。

  

 中間地点の大光坊までくるとここも休憩所やトイレが完備されてるんですが、
 広い休憩所を見ると、昔は歩いてお参りする人で賑わったんだろうなということが垣間見えますな。
 いまは祝日であっても人っ子一人いないですが。

  

 大光坊を抜けると舗装された道が終わって砂利道になりますけどそれでも大変整備されてるので、
 まったく登山という感じはしないですな…気持ちのいい林道歩いてる気分。

  

 ほどなく法明坊に到着。
 事前に身延山のこと調べたときに出てきた遭難しそうになった話のブログに書かれてたハシゴがまだある(笑
 このハシゴなんなんだろうな…山菜採りとかに行くときようなのかね。
 頂上までもう一息なんですが、ここでコーヒー淹れて一息つくことに。

  

 この辺りから道が登山道っぽくなってきますけどホントに短い区間。
 展望が開けるところに出ると頂上はもうすぐ。

  

 階段登って奥の院に到着。時間はそれなりにかかったけどぜんぜんキツいとこなかった!
 本殿やロープウェイは賑わってる感じでしたけど、意外に静かで落ち着く雰囲気。

  

 奥の院でお参りしてから裏手の展望台へ。
 ここに身延山の山頂の標識があります。
 雲が出てきてしまったので景色はあんまり見えないですが…

  

 まだ雪かぶってるのが北岳なんかはよく見えます。さすが標高2位。
 いったん戻ってロープウェイ駅に併設されてる食堂で昼食にすることに。

  

 名物の湯葉うどんと桜餅を。
 ここは結構賑わっててビックリした。ロープウェイで登ってきてここで景色眺めてすぐ降りる人が多いのかな?

  

 こっちの展望台から富士山が見える!
 らしいんですが、ご覧の通り。雲ってなにもみえん!

  

 待ってても雲が晴れることは無さそうなのでサックリ下山することに。
 西ルートもほとんど舗装されてるか整備された砂利道。安心安全。

 下りはゆっくりいっても2時間かからないくらい。
 こちらもいくつかの坊を巡っていく感じ。

  

 感井坊まで下ると道がわかれてるんですがここから七面山にも行ける道がつながってます。
 実は計画考えてるときに七面山まで縦走することも考えたんですが、この道を行くと500mくらいまで完全に下った後、
 1,989 mある七面山まで登り返すことになるので、単純に2回山登りするハメになるので断念。
 もしやるなら七面山から登って山頂の宿坊で一泊下って身延山を登るってプランならまあできなくはないかな…

 そういえば身延山歩いてるとミツマタが結構咲いてるのみかけます。
 あんまり密集してないので群生って感じはしないんですがちょうど満開で目を楽しませてくれました。

  

 道が舗装されてて下りなのですいすい下って千本杉まであっという間。
 なんかガサガサしてるなと思ったら鹿でした。

  

 獣臭がしたんでやばい熊かとビビリましたが。
 今年は熊にはあいたくないなあ…

  

 松樹庵までくると麓がだいぶ近くなってきた感じ。
 眼下に本殿が見えますけど、ゆく年くる年の撮影地って標識がなるほどいい眺め。

  

 妙石坊までくるとハイキングコースは終わり。
 鹿よけのゲートをくぐって境内を抜けるとあとは道路歩いて三門前まで戻るだけ。

  

 休憩やご飯の時間入れて5時間くらいの道のりでしたがキツイ箇所ないのでラクチンだったかな。
 宿にチェックインするには少し早い時間だったので、甘いものでも食べていくことに。

  

 蓮華庵さんでクリームあんみつなど。
 餅入りぜんざいなんかも気になったけどクリームあんみつ見ると自動的に頼んでしまう…

  

 いい時間になったので今日の宿、覚林坊さんへ。
 一人でも泊まれる宿坊。なかなか雰囲気があります。
 飯は外で食べたかったので素泊まりにしたんですが、部屋に案内されるのになぜか本殿へ…

  

 本殿の奥のふすま開けると部屋がってここに泊まるのぉ!?
 なんか一番いい部屋らしいですが、毎回本殿通るの緊張するなあ…

  

 途中で買ったみのぶ饅頭を食べて一息ついてから、
 汗を流すためにお風呂へ。

  

 お風呂は2つあるんですがボードに名前書いて使用する貸し切り制。
 残念ながら温泉ではないんですが…ワイン風呂!なぜ!?
 お風呂使えるのは22時までで、朝は使用できません。朝風呂するのが楽しみな俺に大ショック。

 お風呂上がってから少しゆっくりしてから夕ご飯を食べに行くつもりだったんですが、
 ふと嫌な予感がして目当てのお店に電話して営業してるか聞いてみると、休業中とのこと。おのれコロナ。
 人里離れた場所にある観光地だとこれがあるからなあ…

 仕方ないので通りがかりで営業してることを確認してた園林さんへ。ホントは明日の昼にするつもりだったんですが。
 というか17時で閉店なので小走りに向かうことに。

  

 カレーが美味しいらしいのでハンバーグカレーを注文。なるほどちょっと酸味を感じるタイプのカレー。
 ゆるキャンコラボメニューとかやってるのもあって店内は、ゆるキャングッズでいっぱい。
 食後にコーヒーと甘味とか頼みたかったんですが閉店時間過ぎてたので断念。

 さすがに夕食の時間が早すぎるので通りの雑貨屋で菓子パンや軽食になるものを買って行こうかと思ったんですけど、
 もう閉める時間なのかおばちゃんがそれにする?それにする?ってずっと密着してくるのでゆっくり吟味できず…
 とりあえずジャムパンと牛乳買って宿に戻ることに。
 まあ山で食べるように持ってきてたカレー麺とか行動食持ってたので空腹はなんとかしのげました!


  身延・身延山 2日目の日記に続く。







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