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草津温泉・夏季休暇(芳ヶ平・横手山・志賀高原・毛無峠)2日目 から
■草津温泉・夏季休暇(芳ヶ平・横手山・志賀高原・毛無峠) 3日目
そんなワケで草津温泉三日目。
まあさっそく草津温泉から離れてしまっているんですが。
今日は志賀高原の中の四中八池を巡ってから渋峠まで戻り、
そこから万座温泉を目指す感じなんですが予報では午後から天気が崩れるようで。
総距離は今日も15kmほど、約1000m登って1000m降りるので今日もそこそこハード。
朝食はおにぎりにしてもらって早朝に出発。
宿の前のゲレンデを更に降りていって、ほたる温泉の手前から旧草津街道へ入って鉢山を目指します。
ほんとはほたる温泉から志賀山を回っていくつもりだったんですが、雨に降られる前に帰還したいのでショートカットすることに。
旧草津「街道」って付いてるのでもうちょっと立派な道を想像してたのですが、
石がゴロゴロして雨でえぐられた細い道。まあ歩くには支障ないですが。
時々、舗装された道が出てくるのが街道の名残なのかな…?
街道にはいって30分ほどで草津峠との分岐へ、ここは左手の鉢山方面へ。
ここから鉢山を越えないと四十八池に行けないので登るしかないのですが、結構道が荒れている受けに急坂、
まあ短い区間ではあるんですが、一気に体力消耗しますな。
ちなみに頂上は藪覆われているので眺望はありません。なんか火山湖があるそうなんですがそれも見えず。
藪にわけいって池に落ちてもシャレにならないのでスルーして先に進みます。
鉢山から降りるとすぐにトイレと休憩舎があって四十八池が見えます。
トイレは「緊急時のみ利用してください」と張り紙がされてます。
まあ水飲んでも汗で全部出てしまうような陽気なのでトイレ使う必要なかったのでスルー。
どうも水や整備の問題であまり使ってほしくないようで。まあ場所が場所だけに大変なのかも。
四十八池は志賀高原の写真でよく見られる景観地なんですが意外とこじんまりとしたエリア。
湿地帯に木道がかけられていて、奥のほうに見えるのが志賀山。
志賀山の手間にベンチが設置された休憩エリアがあるので宿で朝食代わりに頂いたおにぎりでエネルギー補給。
でっかいおにぎりが2個とかず、デザートにプラムまで。先が長いのでしっかり食べてから出発。
一応、志賀山の手前の鳥居まで行ってからUターン。
ちなみに、ここから大沼というもう1つの景観地にもつながってるんですが、
そこまでいくと往復2時間のロスになってしまうので今回は断念。
志賀高原にもう一泊する覚悟なら池巡りコースでぐるっと回ることもできたかもですが。
で、さっき登って降りた鉢山をもう1回登って降りるわけですがこれがまたしんどい。
さきほどの分岐まで戻り、今度は草津峠方面へ進んで横手山を目指します。
そう、草津「峠」なんで、もう1回ピークを登って降りてしないとなんですよな。
ちなみに、草津峠は標識があるだけで、なんの眺望もありません。がっかり。
少し進むと目の前に横手山がどーんと見えてきますが、またあそこを登るのか…とちょっと気が滅入ります。
と、草津峠から横手山へかけての道は、ぬかるみになってる場所がいくつかあって最悪なことに。
道全体がぬかるみで、避けようがないので足首までドロにはまって歩くハメに…靴がドロドロ。
幸い、スパッツは常に付けてたのでズボンはセーフでしたが。
開けたところに出るとスキー場のゲレンデで、登りきると横手山のリフト乗り場に出ます。
ちょうど、スカイレーターで登ったあたりですな。
流石にしんどかったのと時間短縮のために、ここの登りはリフトを利用することに。
片道だけでも1200円したんですが、時間と体力の節約考えればまあアリかなと。
横手山頂上で横手山ヒュッテによって冷たいコーラでちょっと休憩。
時間敵にはここでお昼にしても良かったんですが、今日は下の渋峠ホテルのカレーと決めてたのでぐっとガマン。
まあ土曜日ってこともあってめちゃくちゃ混んでたのもありますが。座れんかったし。
昨日登ったゲレンデを一気に下って渋峠ホテルへ…あれ?
事情により臨時休業…だと…なんてこった…お腹へってたので絶望感が凄い。
仕方ないので、手持ちの行動食を口に詰め込んで、万座温泉へ向けて歩き出します。
なんか雲行きも怪しくなってきたので先を急がねば。
渋峠ホテルの左手の道路から、志賀草津道路へへ入ります。
ここからはハイキングコースがないので暫くは車道歩き。
入山規制中の白根火山のすぐ近くを通る道路なので以前は通行規制がされていたのですがいまは通行可能に。
ただ、歩いてもいいもんかどうかわからなかったので一応事前に草津町の観光課に訪ねてみたんですが、
交通量が結構多いが歩道がないこと、自動車でも停車はしないで通り抜けることになってるので、
徒歩での通行は推奨はできない、ということになるそうで。ただまあ実際のところ山と高原の地図なんかでは、
ここを通って万座に行くことになっていてツアーなんかでも歩くそうなんで行けないことはないそうで。
暫く歩くと、国道最高地点の石碑があるんですが、写真の通り、バイクの人が凄く多い。そしてなぜか群れるんですよなこういう人たち。
雲に覆わえれて先が見えない道路をずんずん進んで行くと白根山の山並みが時々見えるんですが、
いまも山肌から噴煙があがっててかなり不気味。
30分ほどで、山田峠という朽ちた避難小屋があるところに差し掛かりますが、ここからハイキングコースへ入ります。
ちなみに避難小屋側からは白根山へ登る登山口がありますが立入禁止。
道路の反対側に万座温泉へ繋がるハイキングコースへ上がる道があります。
振り返って見ると、白根山の山頂へ繋がる道筋がはっきり見えますが、もし立ち入り可能になれば、
ここからならすぐに白根山の湯釜にアクセスできるんですな。いつか行ってみたいです。
さて、こんなアクセスの状況なのでこの万座までの道もあまり手入れされてないのだろうな、
と思っていたのですが、これがめちゃめちゃ丁寧に整備されてて驚き。
万座温泉へ稜線を下っていく凄く気持ちの良い道が暫く続きます。
30分ほどで樹林帯に入るとなんと木道が整備されていて、刈払いもちゃんとされている状態。
いやー、ここ登ってきても白根山には登れないし、渋峠に行くには車道歩きなのに、よくやるなあと関心。
まあ、白根山に登れた頃の名残なんでしょうけども、ほんとにいつか登れるようになって欲しいです。
暫く進むと浅い川に行きあったのでドロドロだった靴を洗ってとりあえず店に入っても問題ない状態に。
靴はまあ濡れててもこの暑さですぐ乾きますしな。
山田峠から小一時間ほどで万座温泉に到着。
ここまでくればもうゴールしたも同然、とストックや熊鈴外してしまったんですが。
なんでも万座温泉はだいぶ熊が侵食してきてるそうで、いたるところに熊の通り道の看板が。
あとでビジターセンターで見たら、ほんとにこういう通りの茂みに熊がいる写真がいっぱいで、
どうもしょっちゅう出没している状況なんだそうで。怖い。
先を急いだかいがあって予定よりもだいぶ早く万座温泉に到着。
温泉入っても14時台のバスに間に合いそう。もともとは4時台のバスの予定だったので2時間くらい早い計算。
天気ももってくれました。
バス停の最寄りの豊国館さんで温泉に入って汗を流したんですが、ここもだいぶ硫黄成分が強くて俺好みのお湯。
余裕あれば万座温泉に泊まる選択肢もあったんですけど、天気読めないのと、万座温泉にはまったくお店がないので、
宿の食事以外には食事にありつけないんですよな。なんで大人しく一旦草津へ帰還することに。
ちなみにバス停の向かい噴火した本白根山への登山口がありますがもちろん閉鎖中。
もともと火山ガスの発生エリアだったのが噴火の後は更に危険な状況になっているようで。
ただ、登っていってしまう不届き者がどうもときどきいるようで問題になってるみたいですな。
万座温泉からバスで一旦、万座・鹿沢口駅へ。
ここには、いま「このすば」のコラボで駅前にジャイアントトードのオブジェが設置されてます。
…いやなんで?
ガチで人間飲み込めるデカさなんですが、裏側が階段になってて、むしろ中に入って飲み込まれてる風の記念写真を撮るモノなのね。
万座の嬬恋村がキャベツの一大生産地だからその関係でコラボしたとかなんとか。
ちなみに駅のホームに上がってから気がついたんですがすぐ近くに観光センターがあって、そこにコラボイベントで使われた等身大POPも。
めぐみんがちっちゃくてかわいいです。
万座・鹿沢口駅から電車で長野原草津口へ移動し、そこからまたバスで草津温泉へ戻るワケですが、
長野原草津口から草津温泉へのバスの乗り継ぎが悪くて50分ほど待つハメに…長野原草津口ってなんもないのよね…
まあ、溜まってたソシャゲのデイリーこなしてたらすぐバスきましが。
一旦宿に戻ってから、花栞でトマトハンバーグで夕食。
お腹も膨れたので、今日は千代の湯でゆっくりカラダをほぐしてから早めの就寝。
問題は明日以降なんですが、どうも連日の雨予報でどうしたものか…
まあ、4日目はもともと休養にあてるつもりだったのでゆっくり考えますかね。
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草津温泉・夏季休暇(芳ヶ平・横手山・志賀高原・毛無峠)4日目 へ続く
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